【あんパンと僕】オギノパンの丹沢あんパンで考えるあんパンの魅力。

学生時代の趣味が変わっていて「あんパンの袋を集めること」に執着していました。

どこの観光地にもあるのでが「あんパン」。

だからお土産にぴったりなのも「あんパン」。

今回は久しぶりに「あんパン」のお土産を頂いたので「あんパン」について探ってみたいと思います。

「あんパン」とは

あんパンの歴史は1874年にさかのぼります。銀座の名店「木村屋」の創始者である木村安兵衛と息子の木村英三郎によって考案されました。

その名前が知れ渡ったのは1875年4月4日に花見に来た明治天皇に献上されたことが切っ掛けで、宮内省御用達となったことによります。御用達になったことによりあんパンの知名度と共に木村屋の全国的な知名度も高まりました。その人気は凄まじく木村屋では一日10万個販売したそうです。

「あんパン」が全国区になったきっかけ

また、日清戦争で兵士にあんパンが支給されたことにより、木村屋以外のあんパンも一般にも浸透し1897年にはあんパンが全国的に大流行したそうです。

この「パンの中に甘味を入れる」という日本独自のアイデアはあんパンだけにとどまらず1900年にはジャムパン。1904年にはクリームパンを生み出しました。菓子パンが浸透するにつれあんパンの認知度は強固なものと」なります。

「あん」は女性に最適

あんこは「たんぱく質」「鉄分」「食物繊維」などの栄養が多く含まれています。

食生活の偏りにより不足がちな鉄分が補充できるのは女性にとってはとても嬉しいですよね。

また、ダイエット面でもとても注目されており、豊富な食物繊維により「代謝アップ」や「満腹感アップ」の効果が期待できます。またつぶあんの皮に含まれる「サポニン」には、ちょうを刺激して便秘を予防する効果があり、体内のコレステロール除去効果や内臓脂肪減効果が期待できます。

食べる量の調整や痩せやすい体を作るための食べ合わせ食品としても「あんこ」は魅力的ですね。

「こしあん」と「つぶあん」の違い

「つぶあん」はあずきの粒をなるべくつぶさないように炊きあげたあんのこと。それに対し、「こしあん」はあずきなどを煮てつぶし、布などで濾(こ)して皮を除いて炊きあげたあんのことを言います。また、「小倉あん」「ねりあん」という呼び方もあります。「小倉あん」は小倉百人ー首で有名な京都の小倉山に由来し、こしあんに大粒のあずきの蜜煮を混ぜ込んだあんのこと。「ねりあん」はあずきなどを煮てつぶし、濾(こ)して砂糖を加え火にかけて練ったものとされ、火にかけて練ることから「煉(ね)りあん」と書く場合もあります。

引用元 井村屋HPより 

こまかくみると「つぶあん、こしあん、小倉あん、煉あん」に分かれるのですね。コンビニでよくうっているミニ羊羹みたいなのには「小倉あん、煉あん」と書かれている理由が読み取れます。

オギノパンの「丹沢あんぱん」

丹沢あんぱんはオギノパンの立地する神奈川・丹沢山系にちなんで創られたあんぱんです。
薄皮の自家配合ブリオッシュ生地に、和菓子餡を包んだ、ちょっと贅沢な「あんぱん」です。

丹沢あんぱんにはこだわりがあります。オギノパンで作っている他のパンとは材料が違います。
通常、パンの材料にするのは、ふくらみの大きい北米の小麦です。丹沢あんぱんには、北海道産の小麦「きたほなみ」を使用しています。丹沢あんぱんの薄い皮は膨らませる必要がない上、北米の小麦よりもコクがあり、日本人の好みに合わせ「しっとりした食感」にこだわりました。
もちろん製法も長時間液種発酵に加え、一次発酵、二次発酵を適切に管理し、職人が手間を惜しまずつくっています。

あんパン好きな筆者は「パン生地が美味しく、香りがつよい」に衝撃をうけました。

あんパンなのに生地が自己主張しているんです。

そしてあんとの「甘さと香り」のバランスがとても良く、これは、あんを美味しく食べるためのあんパンではなくて、パンを美味しく食べるためのあんパン!

普段、餡が苦手な人ほどおすすめではないかと思います。

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