小学五年生で近眼判定で眼鏡生活をスタート。
大学一年生でお洒落目指してコンタクト生活をスタート。
そして、43歳で生きる為に老眼鏡生活をスタート。
その老眼を感じ始めたのは37歳頃。数年間は多少見えずらくてもどうにか生活できていましたが、いよいよ生活に支障をきたしてきましたので思い切って購入いたしました。
皆様は目の老化と向き合えてますか?
記事の目次
老眼とは何者か。
老眼とはその字の通り「目の老化」。
一般的には40歳〜45歳くらいから目の老化は始まり老眼が必要となっていきます。(老眼になったことがない方はイメージがつかないかもしれませんがスマホがぼやけて見えない上にクラクラします)。
ちなみに老眼は残念ながら、加齢に伴う生理現象のため回復する明確な方法はなく老眼鏡をかけて矯正する以外に手段はありません。
都市伝説から見る目の悩み
①近眼は老眼にならない。
嘘です。近視の人は裸眼だと近くが見えやすいので、老眼になったことに気づきにくいというから生まれた誤解ではないでしょうか。
②緑を見ると老化で衰えた視力は回復する。
回復しません。一時的に披露した目の緊張がほぐれ見えやすくはなりますが老化で衰えた視力は回復しません。
③ブルーライトは目に悪い。
関係なし。日本眼科学会など6団体が連名発表した「小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見」を見ると「デジタル端末の液晶画面から発せられるブルーライトは、曇りの日や窓越しの自然光よりも少なく、網膜に障害を与えることのないレベル」とのこと。
④ブルーライトカットメガネは疲労軽減にはなる。
ならない。ブルーライトカット眼鏡の仕様で眼精疲労が軽減されるのかを調べたランダム化比較試験によると、ブルーライト眼鏡の効果の確認が取れなかったとの事。つまり、今のところブルーライトが目に悪いという科学的根拠はない。
⑤老眼鏡を早くから使用すると老眼が進む。
眼鏡とは関係なく老化します。老眼鏡には強度段階が用意されてますが、使用していくうちに強度が強い老眼鏡に移り変わっていきます。その「老化により見え辛くなる」を「老眼鏡を使ったから目を甘やかしどんどん見えづらくなる」という謎のスパルタ精神に置き換えた誤解です。
上記の都市伝説を踏まえた上で考えると「老眼で不便を感じたら速やかに老眼鏡を使用しなさい」が正解なのだとわかります。
老眼鏡(リーディンググラス)の選び方。
老眼鏡は安いものから眼鏡屋さんが取り扱っているものまで色々幅広くありますがどこでどの様に購入したら良いか悩みますよね。
でも結論から見ると「老眼鏡も眼鏡やさんで購入するのがベスト」です。
理由は色々ありますが個人的に重要だと思うのは「最初は自身にどの度数が合うのかわからない」「すでに持っている乱視などの状態に合わせて選んだ方が良い」という理由からです。つまり最初だからこそプロに相談した方が安全ですよ。という事です。
しかし尻込みする気持ちもわかるのと、100円ショップなどでも売っているのを見るととりあえず安いものからスタートしたくなると思いますよね。
その場合に記載されているのが老眼の度数 です。
度数 | 状況目安 |
最近近くが見えにくいなぁ。 | |
無意識にスマホも話してみている!というか近いと見えてない。 | |
裸眼だと50センチくらい離さないとスマホも本も読めない。。。。 | |
腕をいっぱいに伸ばしてじゃないと見えない。。。。 |
大人しく年老いていくしかないのか?
今のところ全ての生物は老化をしていくしそれを止める術は発見されていません。言い換えると若返りません。
だからと言って無作法に生きていくのではなくちゃんと老化と付き合っていく事で「老化を遅らせること」は可能だと思います。
具体的に言うと目のストレッチを定期的に行うことが一番良いそうですよ。
- ① 手元に目のピントを合わせる。
- ② 視線をギリギリピントが合う遠い位置に動かします。
- ③ そして視線を手元に戻す。
目も体と一緒で定期的な運動が一番なのかもしれません。
若くても注意すべき老眼がある。
年齢に関係なく老眼と同じ症状に悩まされる事例があります。それがスマホ老眼です。
スマホやパソコンなどのデジタル機器は、私たちの生活に欠かせなくなりました。そして、その長時間の使用は目に負担をかけてしまている現実もあります。その目の酷使により「スマホ老眼」の症状が表れる20代~30代の人も増えています。
しかし、このスマホ老眼は通常の老眼とは全くの別物であるので老眼鏡をかけなくても「目のマッサージ」や「目の酷使の回避」により改善されることが多いそうです。
まだ、「若いのに老眼かな?」と思う人いましたら焦らずにまずは目をしっかりと休ませてあげてください。
おわり