テイクアウトが一般的になり、ファーストフード各社が色々と策を練っています。
そんな中、すき家さんが今年もテイクアウト商品に一石を投じる商品を展開しました。
記事の目次
何故テイクアウトに注力しているのか
コロナによる生活の変化は飲食業にも大きな波として変化をもたらしました。
外食頻度の変化を調べた調査によると、外食の頻度が「週一回以下」と回答した割合が大きく変化しています
外食週一回以下の割合 | テイクアウトを使用したい人の割合 | |
コロナ前 | 48.8 | 48.0 |
コロナ後 | 81.2 | 62.0 |
店舗で食べる割合は大きく減りましたが、逆にテイクアウトは大きく伸びています。つまり、消費自体が減ったわけではなく消費の方向性が変わってきました。
テイクアウトを制するものは業界を制する
牛丼各社に限らず「テイクアウトを制する者は業界を制する」がマーケットの主軸になってます。
だからこそテイクアウトできる商品に熱を入れ、「話題性」があるかが勝敗を分けている様子。
話題になったものといえば丸亀製麺のうどん弁当も人気ありましたね。
安くてボリュームがあってうどんを持ち合える事ができると聞くと一度食べてみたいと思ってしまいます。
すき家のテイクアウトの挑戦
松屋、吉野家、すき家の御三家でコロナ渦で売り上げを伸ばしているのは圧倒的にすき家。
筆者が好きなのは吉野家。でもすき家が強い。
その理由は挑戦しているメニューが多いからではないでしょうか?
すき家の牛すき鍋での挑戦は「直火にかけれる鍋」。
でも「直火にかけれる鍋」自体は昔から存在し、スーパーなどで陳列されてますよね。
でも、考えてみてください。
今回のすき家の「直火にかけれる鍋」を使うと言うことは家で食べること前提であり、仕事場や車や公園で食べることは考慮していないのです。
お店で食べる味に極限まで近づけて、店舗で食べる魅力を再度思い出してもらいたいと言う挑戦状とも受け取れます。
※大袈裟に言いましたが電子レンジで温めたいと言う方は、相談すると電子レンジ用の鍋に変えてくれますので安心ください。
牛すき鍋と麻辣火鍋をテイクアウトしてみる
どちらも美味しそうなので定番と新作の二つとも注文してみました。
作り方。アルミ素材の専用容器は、ガスコンロやIH調理器で直接火にかけることができるため、約2分間グツグツと煮込むだけで、お店の出来立ての味をお家でもお楽しみいただけます。直接火にかけてグツグツと煮込めるワクワク感と、調理の手間なく直ぐに出来上がるお手頃感に、例年お客様から大変ご好評いただいております。
引用元 すき家ホームページ
と言う説明に沿って直火にかけます。
直火にかけなくともすでに暖かい状態なので30秒くらい加熱すると熱々の状態になりました。完全に冷めてしまった状態だと2分の意味なのだと思いますので鍋から離れない方が良いです。
温めているだけなのに何故か料理を自分で作っているような気分になるのが不思議。
作っていて思ったのですが、すぐ食べれるのも良いですが、料理は多少手間がかかる方が満足感はあるのでは?と反省しました。
鍋の雰囲気はかなり本格的です。
その分、火鍋に関しては漢方のような独特な匂いがしますので好き嫌いが分かれるかもしれません。
調べてみると、つけタレは「唐辛子・豆板醤・豆鼓醤がベースのしびれる辛さがやみつきになる冬にぴったりの一品です。別添えの“火鍋オイル”は中国の代表的な八角をはじめ数種類のスパイスを使用しています。」とのこと。
火鍋には火鍋タレを。牛好きには卵をつけて食べます。それぞれ専用の皿がありますのですき焼き気分は完結できます。
頂いて驚いたのが具材の量の多さ。男性だと普通盛ではご飯が確実になくなります。個人的におすすめな食べ方はご飯ではなく、追うどん追野菜。ご飯を食べ終えた状況で余った鍋に電子レンジであっためたうどんと野菜を追加し再度加熱。これができるのはこの鍋の醍醐味だと思います。
もしくは同様に追うどんと追野菜を追加して一つの鍋を二人で食べる。これは周りの目が気になってお店ではできないのでテイクアウトの特権です。節約にもなるし、お腹いっぱいになるし、とても楽しいと思います。
牛すき鍋&麻辣火鍋まとめ
特徴 | 価格 | |
牛すき鍋 | 割下が甘すぎなく良い | 850(並定食) |
麻辣火鍋 | 辛い(CoCo壱3辛位) | 890(並定食) |
※ボリュームがあるので販売期間は11月1日〜1月下旬まで。
※火が使用できない店舗ではすき焼き牛丼に変更販売してます。