今年も多くの傑作を生み出したNetflix。
いよいよ本年一番の注目作品が2022 年 11 月 17 日に初公開されます。
題名は「1899」
2017年に公開されたダークシリーズの製作陣による新作です。
記事の目次
前作『ダーク』はどのようなドラマシリーズだったか
新作 1899を見るにあたって、前作のダークを語らずにはいられません。
Netflixファンからはブレイキングバッドやストレンジャーシングス などが最高傑作と称されています。
確かにブレイキングバッドもストレンジャーシングス も間違いなく余韻を楽しめる傑作ですが、個人的な趣向からすると「ダーク」が最高傑作だと思っています。
- 総指揮:バラン・ボー・オダー、ヤンチェ・フリーセ
- 原作:バラン・ボー・オダー、ヤンチェ・フリーセ
- 出演:ルイス・ホフマン、オリヴァー・マスッチ、ヨルディス・トリーベル
- ジャンル:タイムトラベル SFサスペンス 人間ドラマ
- 上映時間:3シリーズ(合計26話) 1話60分前後
- 公開年:2017年
決して万人受けする作品では無いと思います。
「デビッド スーシェの名探偵ポアロシリーズ」や「ジェレミーブレッドのショーロックホームズの冒険シリーズ」に代表されるヨーロッパ探偵サスペンスの世界観と、ハリウッド映画のSFサスペンスを見事に融合させたかのような作品。流行のタイムトラベルものではありますが理解難解な深い内容は斬新で1話ごとに引き込まれます。
また、伏線の回収に回収を重ねてサードシーズンで全てがつながっていく快感と切なさは見た人たちに「自身ならどうする?」「自身ならどうした?」と当事者感をしっかりと残し、非常にテンポが良くシリーズごとに世界観設定が変わりますので、「え!こうなるの???」と驚きの連続なのであらすじは絶対に見ないのがお勧めです。あと、片手に登場人物関係図を見ながらで無いと絶対に理解できません。
どうしてもヨーロッパのSF作品はカルト的な雰囲気が強めになりますが、ダークに関してはヨーロッパの雰囲気て作られた王道SFサスペンスだと思います。
新作「 1899」はどのようなドラマシリーズか
今回はドイツから離れて船上が舞台のSFサスペンスの様子。
予告を見る限りダーク同様に未知の機械がキーパーソンとなり、違うのは世界各国の人種が登場するようです。
- 総指揮:バラン・ボー・オダー、ヤンチェ・フリーセ
- 原作:バラン・ボー・オダー、ヤンチェ・フリーセ
- 出演:エミリー・ビーチャムアナイリン・バーナードアンドレーアス・ピーチュマン
- ジャンル:超常現象ドラマ
- 上映時間:不明
- 公開年:2022年11月17日
1899年。新天地ニューヨークを目指し、茫洋にして険難な大西洋の大海原を渡る、ケルベロス号の乗客たち。だが、その途中で不可解な出来事に遭遇した乗客たちは、謎に満ちた恐怖と混沌(こんとん)の渦へとのみ込まれていく。彼らを待ち受けていたのは、人知を超えた謎が渦巻く壮大な旅路だった。
オフィシャルで超常現象ものと定義してあるのですが、ダーク同様に定番を打ち破る難解な内容なのか注目です。ダークの成功もあったためか世界に向けてを意識した作りになっている気がしますがどのような展開になるのでしょう。流れる音楽と世界観は期待に応えて引き継いでいるようなので非常に楽しみです。
Netflixの年末の期待作品は?
年末は 1899がメインとなると思いますがその他にも期待の作品ありますよね。
まずは11月18日に公開のウィススミス主演のドリームプラン。ビーナス&セリーナ ウィリアムス姉妹を育てた父親を通じてテニス界最強の姉妹になるまでの奇跡を描いた映画。
ウィルスミスがアカデミー賞をはじめ各男優賞を総なめにしたことと授賞式でのビンタで有名。
また、明石家さんまさんの企画プロヂュースで有名な「漁港の肉子ちゃん」はとても楽しみです。
見過ごしがちなのが原作が「西加奈子さん」であること。
11月10日にNetflix公開です。