【オシャレで切れる 男の為の最高の爪切り】双子マークのZWILLING(ツヴィリング)と一人マークのHENCKELS(ヘンケルス)の違いは。

爪切りや耳掻きや毛抜きはこだわりありますか?

筆者はこの三点に関してはとてもこだわりがあります。

値段や使い勝手などこだわり点はそれぞれですが

満足ポイントにフィットした商品と出会えた時の快感はひとしおです。

爪切りの歴史

『世界大百科事典』『事物百科事典』に記載されてる箇所をみると「小刀」や「爪磨(つまと)」と呼ばれる砥石で研ぐ習慣があったようです。

時代背景を見てみると平安時代の中期の書物には「爪磨(つまと)」という言葉が記載されており、江戸時代後期の書物には「爪切小刀」「爪切箱」「爪切壺」「爪切手洗」といった道具の絵が収録されています。明治時代には芸妓さんの懐中道具として作られた「爪切り専用の握りハサミ」が一般にも流行しました。

現代主流のテコの原理を利用した「折りたたみ式の爪切り」は大正時代に欧米より伝わり、1935年頃から国内生産が開始しています。

ツヴィリングとヘンケルスの違い

今回紹介する筆者の爪切りはツヴィリング社製になります。

ロゴを見て「え!ヘンケルスじゃ無いの?」と思う方もいらっしゃるかもしれないですが実はツヴィリングもヘンケルスもドイツの刃物メーカーである「ツヴィリングJ. A. ヘンケルス社」のブランド名なんです。

日本では約50年前の1973年に日本ヘンケル株式会社が設立されてからすぐに、ツヴィンクルとヘンケルスの両ブランドの販売をスタートしています。

その後、社名が「日本ヘンケル」から「ZWILLING J.A. HENCKELS」と変更されたのですが「日本ヘンケル」の名残で双子マークのZWILLINGブランドも合わせて‘ヘンケルス’と呼ばれています。

ツヴィリングとは

ZWILLING(ツヴィリング)はドイツ語で双子を意味します。双子のロゴの呼び名がそのままブランド名になっています。
『最高のものを持つ歓び』というカンパニースローガンのもと、一つ一つの商品に熟練した職人の技術と最新機械のテクノロジーを駆使し、何世代にも渡って使っていただける商品を手がけています。
こちらのブランドはTWIN(ツイン/英語で双子の意味)という名でも呼ばれております。

引用元© ZWILLING J.A.HENCKELS JAPAN LTD.ホームページより

いわゆる双子マークのロゴで有名ですよね。

この馴染みのないツヴィリングの方が、高品質で価格が高いプレミアムブランドになります。

ヘンケルスとは

正式ブランド名は J.A. HENCKELS INTERNATIONAL(J.A. ヘンケルス インターナショナル)です。
現在のブランド名は、1818年にツヴィリングショップ1号店をベルリンにオープンさせ、世界進出への大きな足がかりを作った、ヨハン アブラハム ヘンケルス(Johann Abraham Henckels)の名前にちなみつけられました。
より多くの方にZWILLING J.A. HENCKELSグループの商品をお使い頂けるよう誕生したブランドです。
お求めやすい価格はもちろん、デザインや色もお客様の好みや流行に合った物をお選びいただき、キッチンアイテムをカジュアルに楽しんでいただけるよう考えられています。
こちらのブランドはHI(エイチ・アイ/HENCKELS INTERNATIONALの略)という呼び名でも知られています。

引用元 © ZWILLING J.A.HENCKELS JAPAN LTD. ホームページ

ヘンケルスはツヴィリングに比べるとリーズナブルブランドとなります。家庭でも手軽にツヴィリング社の切れ味を体験することができます。

ツヴィリングの魅力

約290年の歴史を持つドイツの老舗キッチンブウェアランドでであるツヴィリングの魅力は「高い技術力に裏打ちされた高品質な切れ味」と「無駄のないツールのデザイン性」だと思います。

切れ味に関してはツヴィリングに限らず、日本にも素晴らしい切れ味を持ったメーカーがありますが「デザイン性」という面に関してはツヴィリングの魅力には敵わないと感じます。

この「機能性(切れ味)」と「デザイン性」は所有満足感を満たしてくれます

このようのガジェットは男性の方が好きなのではないでしょうか。

次元が違う切れ味。ツヴィリング「ネイルクリッパー」

そんなツヴィリング社の人気商品の一つがネイルクリッパー。

大型クリップ式などラインナップも揃っていますが、筆者はこの持ち運びが容易な薄型の折りたたみ式「ツインS ネイルクリッパー」を愛用しています。

このネイルクリッパーの素晴らしいところは財布などに入れても全くかさばら無く、持ち運びが容易である事。

というのも爪の伸びが気になるのは外出中であることが多いのと、仕事柄手先の清潔感には注意を払っているのですぐに手入れしたいので活躍します。

そして、携帯性を持ったまま「最高の切れ味」を維持してくれています。

この切れ味がなかなか伝わらないと思うのですが、例えるなら通常の爪切りは「パチ、パチ」と爪切り音がなると思いますが、このツヴィリングのネイルクリッパーは「プス プス」と柔らかいソーセージを包丁で切るような爪切り音が鳴ります。硬いものを切っている感触ではなく最初は驚きで笑みがこぼれると思います。



日本製でおすすめなのは日本橋木屋「黒爪切り」

ちなみに通常時に家庭で愛用しているのは100年以上の歴史を持つ日本橋「木屋」さんの『黒爪切』。

こちらも切れ味も当然に素晴らしいのですが何よりも「塗装もせず、ハガネを黒く染め上げるのみの無骨なスタイル」が素敵で愛用しています。そして価格が非常にリーズナブルです。


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