- 無印良品 抹茶とかのこのケーキ
- 価格150円(税込)
- 含まれるアレルゲン 小麦 卵 乳成分 小豆 ゼラチン
- 液全卵、食用加工油脂、小麦粉、砂糖、かのこ豆、ミルククリームベース、液卵白、抹茶、黒糖蜜、乳化剤、膨張剤、調味料、
- エネルギー293kcal
- タンパク質3.9g
- 脂質18.3g
- 炭水化物28.2g
- 食塩相当量0.15g
甘味 | (2 / 5) | 抹茶部は甘さ控えめ、小豆が適度に甘い |
硬さ | (4 / 5) | パサパサ系の固め。 |
風味 | (4 / 5) | 抹茶よりも小豆強し |
驚き | (4 / 5) | 人気無いらしいですが美味しい |
おすすめ度 | (4 / 5) | 150円でかえる和菓子スーツとしては優秀 |
記事の目次
無印良品 抹茶とかのこのケーキ
年末年始のショッピングモールはとても気分が上がります。
何故だろうと考えながら歩いてて気づいたのですが、
それはお店側が「売る気満々」お客も「買う気満々」だからではないでしょうか。
お祭りや上野アメ横などの歩いているだけでも楽しい雰囲気に近いと思ってます。
コロナ禍で忘れかけていた「活気」を感じました。
その気分のままに無印良品さんに伺った所、レジカウンター横に大量に山積みされたバウムを発見。
それが今回紹介します「抹茶とかのこのケーキ」です。
それも、人気で山積みなわけではなさそうで、不人気の勲章でも割引シールが貼ってありました。
店員さんに失礼ながらも「美味しそうですけど人気ないのですか?」と伺うと「そんな事ないですよ(笑)」と返答頂きましたがおそらくネガティブな理由はありそうです。
かのこ豆とは何なのか?
そもそも「かのこ豆」とは何なのでそうか?
その歴史は1750年頃に江戸の人形町にあるエビス屋が売り出したことに始まります。
「かのこ豆」とは「小豆の蜜煮」。
非常に技術を要する食べ物だそうで、手鍋で普通に炊けば小豆は煮崩れをしてしまいますが、その煮崩れをしないようにコトコトとじっくりと炊き上げるそうです。
また、漢字で表すと「鹿の子豆」と書き、その理由は「餡の表面につけた豆などの粒が隙間なく並び、鹿の子の背中の斑紋に似ることから」。
そういわれるとたしかに子鹿の側面にある斑点はそう見えますね!
でもそれよりも大仏の頭部の方が似て見えます(笑)
抹茶とかのこのケーキのお味は
全く期待していなかったのですが、年末ということもあり和スイーツを食べたいなというタイミングに合わせて頂きました。
抹茶ケーキがメインかな?と予測していたのですが、むしろ逆で「かのこ豆」が主役。
抹茶ケーキはパサパサで、「かのこ豆」がしっとり。
抹茶ケーキは甘さ控えめで、「かのこ豆」が甘め。
と抹茶は和スイーツを視覚的にアピールする為だったのではないかと思うくらい「かのこ豆」。
ではケーキとして美味しくないかというとバランスが良く、かのこ豆を味わうためのケーキとして美味しいです。
欠点があるとしたらパサパサ感がとても強いこと。
和スイーツって「しっとり」しているものが多いのでこのパサパサ感が乾燥して痛んだ食べ物のように感じてしまいます。
でもそれ以外はとても150円の価格だとは思えないクオリティです、さすが無印良品。
今思い返すと店員さんが言っていた「そんなことないですよ」というのは事実で味以外での売れなかった理由があるのだと思います。
考えてみてもその理由が思い浮かばないですが、そんな事よりも割引で100円位でしたので10本くらいかっておけばと後悔する美味しさでした。