近年の唐揚げブームも落ち着きを取り戻している感はありますが、皆様、お気に入りの唐揚げ屋さんはありますでしょうか?
筆者は最寄りにあるという理由だけですが から揚げの天才を好んで利用させていただいてます。
ということで本日も仕事終わりに訪問。
から揚げ食べたいなぁと思いつつも「新作ネギトロ丼」をチョイスいたしました。
そう
ネギトロ丼です。
そもそも皆様はネギトロという食べ物にどのようなイメージをお持ちでしょうか?
イメージ的にはマグロをミンチにしたものにネギとお醤油をまぶして食べるものです。
先日観ていた「スーツ旅行というYouTubeチャンネル」での一場面。ネギトロらしき食べ物を目にしたスーツ さんが「油を混ぜ込んだ不幸な気分になるネギトロというものもあるのですけども〜これはマグロのたたきですね」という解説する場面がありました。
それを観て気付いたのですが
マグロのたたきとネギトロは違う
という事です。
記事の目次
ネギトロとマグロのたたきの違いの秘密。
ネギトロとはマグロ解体時に出てくるな小骨にこびりついている肉。いわゆる「中落ち」を削ぎ落としたものが使用されています。その削ぎ落とした中落ち部に皮際の脂を混ぜ合わせたものをネギトロという。この動物性の脂を混ぜ込むことにより脂のうまみも感じることが出来ます。
このネギトロの語源として諸説ありますが「皮際の脂をスプーンなどでねぎ取ることからネギトロと言われている。」との由来が主説である。
まぐろのたたきとは中落ち部分ではない通常の柵部分を細かく刻みペースト状になるまでそれを叩いたものとされています。
ネギトロとマグロのたたきの大きな違いは脂を混ぜ合わせているのか?という点になります。
ネギトロの安さの秘密
回転寿司などを利用するとネギトロを安く頂けるので助かります。
では、手間のかかる中落ちと手間のかかる皮部の脂を混ぜ合わせて何故アレほど安く提供できるのでしょうか?
手間の割に値段が安すぎて気になりますよね。
その理由は店舗ごとに違うらしいのですが大まかに分けてこの二つ
①マグロではなくアカマンボウを使用している。アカマンボウはマンボウの仲間ではなくむしろリュウグウノツカイに近い深海魚。マグロの代用としてネギトロに使用されている理由は味や見た目が非常にマグロに似ているからです。
②マグロの脂ではなく植物性脂(ラード)や他の動物性脂を使用している。植物性の脂とマグロは相性がさほど良くないらしく動物性のみを使用している店舗もある。
とのこと。
つまり極端に安いネギトロは「マグロのネギトロ風」を「ネギトロ」として提供してくれていることが多いのです。これにネガティブなイメージを持つ方もいますがこの低価格てネギトロの味を提供してくれる企業努力に感謝ですね。
でも、「マグロのたたき」と「マグロのネギトロ」と「マグロのネギトロ風ネギトロ」は食べ比べると素人でも確実にわかるくらいの違いがあるそうです。
から揚げの天才のネギトロ丼は秘密があるのか。
そして気になるのが「から揚げの天才のネギトロ丼はマグロのネギトロ丼なのか?」という点。
美味しけりゃいいじゃないかという考えもありますが知っておきたいのが人間の性。
広告や店頭には「築地テリーの海鮮丼」「新登場ネギトロ丼」としか掲載がないためホームページを調べたところ
「第一弾は「ネギトロ丼」!まぐろのたたきと、テリー伊藤こだわりの玉子焼きの相性は抜群!」
との記載を発見!アカマンボウではなくしっかりとマグロを使用したネギトロ丼でした。
しかし脂に関する記載は見つからず。ここは秘密のようです。
まあ価格的にまぐろの脂ではないと思うので気にしないことにしましょう。
から揚げの天才「ネギトロ丼」良かった点と気になる点
今回のネギトロ丼の売りは「ネギトロと玉子の相性」と「こだわりのだし醤油」だそうです。
それを踏まえての感想ですが素直に美味しかったです。
数年前に流行った海鮮丼専門チェーンよりは美味しかったですし、是非また食べたいと感じました。
細かく良かった点と気になる点をまとめると
良かった点 | ご飯が驚くくらい美味しい。ダシ醤油は確かに美味しい。ネギトロの量は食べ応えあり。 |
気になる点 | 玉子との相性を楽しめないくらい玉子小さい。ダシ醤油は美味しいがよくある味でもある。ワサビが驚くほど辛くない。 |
不思議ととにかくお米の美味しさを痛烈に感じました。
から揚げ弁当と同じお米と違うように感じましたがどうでしょうか?でもその分、売りである醤油と玉子のインパクトが物足りなかったと感じます。玉子は文句なしに美味しいからこそですが。。また、醤油は二パック付属してましたが一袋でも十分ネギトロとご飯が馴染むので一気に二袋投入しないことをお勧めします。
今回は海鮮丼第一弾らしいので第二弾も気になりますね
おわり