名物に旨いものなし
そう言いますがどうなのでしょう?
富山に住んでいた時に鱒寿司をお土産に持っていくと大変喜ばれたし美味しかったですし、福岡に住んでいた時のお土産では馬刺しや高菜は大変喜ばれました。名物は十分美味しいのではないだろうか?と思ってるのですが、確かに、広島帰省のお土産にもみじ饅頭を仕事場に買って帰ると誰も手をつけない悲しい風景を見たことがあります。
つまり「名物に旨いものなし」ではなく「銘菓に旨いものなし」なのでしょうか?
記事の目次
関西土産の定番は何か。
父親が淡路育島生まれの大阪育ちの為、関西は子供の頃からとても身近でした。30年前くらいの関西土産は「たこ焼き味のスナック」が定番で、美味しいとか美味しくないとかではなく普段食べれない物に興奮していたのを覚えています。
現在のお土産は珍しいだけではなく美味しいが必ず求められる時代。
では今現在の大阪土産の定番は何なのでしょうか?
大阪土産の王者「551蓬莱の豚まん」
有名すぎる知名度が頂いた方の満足感を満たします。
商品のこだわりは「シンプル」であること。豚まんの具は玉ねぎと豚肉のみにこだわり、皮も小麦粉と砂糖とイーストのみ。戦後から続くそのレシピは時代に左右されることなく、一度も変わらないそうです。関西以外に出店はしないのでお土産には最適。
注意点としては「売り切れてしまうこと」。冷凍品しか在庫がない時間も多いので早めに購入しましょう。また、香りも凄まじく美味しそうなので帰りの新幹線の中で食べる時は注目を集めるので注意です。
日本一有名なロールケーキ「堂島ロール」
「記念日が制定された銘菓」として有名な堂島ロール。間違いなく日本一有名なロールケーキですね。この堂島ロールを販売しているのがパティスリーモンシェールさんです。堂島ロールの名の通り、パティスリーモンシェールは、2大阪のビジネス街・堂島にあります。今では東京でも銀座や日本橋にも出店されています。
ちなみに堂島ロールが有名ではありますが「基本的に全部美味しい」と言う口コミが多くお店としての質の高さが伺えます。
見たことない食感「りくろーおじさんのチーズケーキ」
焼印でお馴染みのりくろーさんこと「西村陸郎氏」が営む千鳥屋が1984年に二号店をオープンするにあたって目玉商品として開発したのがこの「りくろーおじさんのチーズケーキ」。
ケーキは冷たい物という概念を変えた「焼きたてのチーズケーキ」はプルプルでふわふわと言う体験したことのない食感が特徴。初めて食べる人は必ず顔を見合わせると思います。お持ち帰りで冷たくなった状態でも美味しく、また、数秒電子レンジで温めるとすぐに元の食感に戻ります。つまり二度おいしい。大阪にしか店舗を出店されていません。
喜ばれるお土産銘菓の条件とは
喜ばれるお土産銘菓の条件とはなんでしょうか?
①美味しい
②有名である
③驚きがある
④現地でしか食べれない。
⑤価格が安い(購入者側として)
が挙げられると思います。
これを全部満たすと必ずと言っていいほどお土産としての役割は満たしていると考えます。では「りくろーおじさんのチーズケーキ 551蓬莱の豚まん 堂島ロールケーキ」はそれぞれどうでしょうか?
あくまで東京へのお土産として考えてみます。
551蓬莱豚まん | 堂島ロールケーキ | りくろーおじさんチーズケーキ | |
美味しさ | 美味しい | 美味しい | 美味しい |
知名度 | グルメファンは知ってる | 東京でも有名 | 女子は知っている |
驚きがある | 驚きは無い。横浜にありそう。 | 近いのは東京にもある? | 最初は驚く |
大阪店舗限定 | 大阪の店舗のみ | 東京にも店舗あり | 大阪の店舗のみ |
価格(現地税込) | 210円〜(かなり安い) | 1,500円〜(普通) | 865円〜(安い) |
それぞれ必ず美味しいのですが、問題は東京でも同じような物がないか?だと思います。それに伴っての驚きはどうでしょうか?
筆者も悩みましたが、りくろーおじさんのお店の「チーズケーキ」をお勧めします。
見た目が素朴すぎてお土産として地味なのですが、逆に食べた時とのギャップが強く驚きを与えてくれ、また、温めて召し上がったときの感動が二度あり会話の盛り上がりにも役立ちます。
皆様はいかがでしょうか?お土産で悩めるのは非常に選ぶ方も嬉しい悲鳴ですよね。