- PASCO 厚切りバウム アールグレイ
- 価格130円前後(税込)
- 含まれるアレルゲン 小麦 卵 乳成分 小豆 ゼラチン
- 卵、小麦粉、砂糖、植物油脂、糖加工品、ショートニング、水飴、デンプン、加藤紅茶濃縮エキス、紅茶葉、紅茶葉パウダー、ミックスジャム、食塩、加工油脂、乳等を主原料とする食品、ソルビトール、乳化剤、膨張剤、香料着色料、ゲル化剤、酸味料
- エネルギー360kcal
- タンパク質5.4g
- 脂質16.8g
- 炭水化物46.8g
- 食塩相当量0.3g
甘味 | (5 / 5) | 他の追随を許さぬ甘さ |
硬さ | (4 / 5) | しっかり詰まってしっとり。 |
風味 | (5 / 5) | 無印紅茶バウムよりも二倍くらい紅茶強い。 |
驚き | (5 / 5) | 全てに大味なバウムに驚く。 |
おすすめ度 | (4 / 5) | ターゲットを子供と高齢者に全振りした良品。 |
記事の目次
PASCO 厚切りバウム
2023年あけましてバウム業界に衝撃のニュースが飛び込みました。
「無印良品さん、不揃いバウムが150円から180円に値上げ。」
値段を上げれば美味しいバウムは作れるし、
値段を下げれば販売継続ができなくなるし、
その絶妙なところを攻めてくれていたのが無印良品さんの不揃いバウムシリーズでした。
今まで150円でいてくれて有難うございます。
そして、次なるバウムを求めてドラッグストアに伺った時に発見したのがこちら
PASCO 厚切りバウム シリーズ
種類としてはレギュラーとアールグレイとイチゴがありましたが今回はアールグレイを購入いたしました。
PASCOとは何者か
そもそも「PASCO」とは何者なのでしょうか。
PASCOとは敷島製パンのブランド名の一つです。
この敷島製パンは、日本国内製パン業界で1位の山崎製パン、2位のフジパングループに次ぐ第3位のシェアを占める「製パンメーカーの大御所」。
敷島製パンの歴史は古く、第一次世界大戦中のドイツ捕虜収容所のドイツ兵の指導をきっかけにパン作りに取り組んだことに始まります。終戦後に敷島製パンが発足する際に元捕虜のハインリッヒ・フロインドリーブをフィ市長として招きそのままドイツ流製法を発展させてきました。
この「敷島」という名前は日本の古い呼び名のひとつで、崇神天皇の宮が置かれた地、磯城(しき)に由来するそうです。
また、「Pasco」は「Pan Shikishima Company」の頭文字を取ったものです。
厚切りバウム アールグレイのお味は
パン屋さんがつくるバウムなので「パンのようなバウム」なのだろう期待は薄めでした。
予想通り、開封から紅茶の強い香りが漂い、とても菓子パン色が強い。
そして一口頂いての感想は「おいしい」です。
バウムかどうかは別として菓子パンとしてのクオリティは素晴らしく
「ちゃんと甘い」
「ちゃんと紅茶味」
「ボリュームもありおやつになる」
と主張がはっきりとしていて、子供やお年寄りは必ず喜ぶと思います。
では、バウムではないかというと最低限のバウムの要素をみたしており絶妙な立ち位置を狙っているなと感心しました。
そして何よりも価格。
無印良品さんが値上げを考えると、この厚切りバウムの低価格は異常です。
これが超大手パンメーカーの底力なのでしょうか。
手軽に大味のバウムが食べたい時はこの厚切りバウム一択で間違いない存在だと思います。
是非、味のバリエーションを増やしてコンビニにもおいてもらえる事を願うばかりです。