- 無印良品 黒糖バウム
- 価格150円(税込)
- 含まれるアレルゲン 小麦 卵 乳成分
- 液卵、砂糖、小麦粉、植物油脂加工品、ココヤシ油、ショートニング、黒糖、食用加工油脂、黒糖蜜ソース、乳化剤、膨張剤、カラメル色素、香料、PH調整剤
- エネルギー358kcal
- タンパク質5.6g
- 脂質21.8g
- 炭水化物34.7g
- 食塩相当量0.3g
甘味 | (3 / 5) | 黒糖の香りは強いがそんなに甘さは無い |
硬さ | (2 / 5) | 無印シーリーズだとトップクラスにフワフワ |
風味 | (5 / 5) | 黒糖好きにはたまらない |
驚き | (2 / 5) | 驚きないですが安定している。 |
おすすめ度 | (3 / 5) | 黒糖が好きな人は絶対オススメ。でもバウムではない。 |
記事の目次
無印良品 黒糖バウム
以前から気になっていたのがこの「黒糖バウム」。
無印良品のバウムシリーズの中でも地味な部類に入りますが、黒糖系のスイーツは基本美味しいので楽しみです。
無印バウムの中には「冷やして食べると美味しい」と言われているものと「軽くトーストすると美味しい」と言われているものがあります。
個人的にはフワフワなバウムは表面をトーストして頂くのが好きなのですが今回の黒糖バウムクーヘンはどうでしょうか?
黒糖とは何なのか。
そもそも黒糖とは何なのでそうか?
沖縄県、鹿児島県の離島で主に生産され、さとうきびの搾り汁をそのまま煮沸濃縮し、加工しないで冷却して製造したものをいいます。
沖縄に行くとサトウキビ畑を目にすることもありますが、まさにあれが原料です。
そして栄養面でも非常に優れており「さとうきび」「甜菜(てんさい)=砂糖大根」等により作られて「精製されていない砂糖」はビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
しかしその人気が故に、粗糖や糖蜜で製造されたものや、さらに輸入糖などを加えて黒糖に似せた商品が出回ってるそうです。外見は黒くても風味や成分が異なる偽物。購入の際は成分表等を確認するのが良さそうですね。
無印良品 黒糖バウムのお味は
香りからしっかりと黒糖をアピールしているのが伝わってきます。
驚いたのはそのフワフワ感。
無印バウムシリーズは「パサパサ系」と「しっとりフワフワ系」に分かれるのですが、今回の黒糖バウムはトップクラスにフワフワです。
お味としては「THE 黒糖」です。
そして黒糖の「独特の味」と「甘み」をかなり抑えていると感じました。
無印バウムシリーズは良くも悪くも万人受けする味に調整する癖があると思ってます。それ故に、どっちつかずでファンを獲得できない失敗作も目にします。でもこの黒糖バウムは「黒糖好き」にも「そんなに好きでない人」のどちらにも寄り添う絶妙な傑作だと思います。
また、筆者は軽くトーストしても頂いたのですがとても美味しくなりました。
欠点を上げると「バウムクーヘンとしてどうなのか?」というのが気になりますよね。
結論から申し上げますと「バウムクーヘンの形はしているがバウムクーヘンでは無い」です。とても美味しいスイーツなのですが個々までシフォンケーキ寄りにしなくてよかったと思います。多少、万人受けしなくてもパサパサ感を強めにして黒糖の癖が強めのビスケットのような味であれば黒糖ファンとバウムファンの圧倒的な指示を得られてたのでしょうか。
ずっとバウムクーヘンばかりを食べていると「本来のバウムクーヘンに近づけると人気がなくなるのでは」と感じます。
つまり、バウムクーヘンの味自体が人気が無い。でもネームの認識度は高いからバウムクーヘンの名前を使いたい。
という葛藤に各企業が悩んでいるのでしょうか(笑)